夫の小さな変化を感じてから
夫は朝帰りをするようになり
週2日から週4,5日と朝帰りは増えていきました。
帰ってくるといつも同じ香水の匂い・・・
明らかに女性ものの香水
私が朝帰りを注意するようになると
夫は鬼の形相で「うるさい!仕事しているんだ!」
と怒鳴るようになりました。
威嚇し、豹変する夫
2月になっても夫の朝帰りは続く
夫婦の会話は無くなり、家にいる時の夫はずっとスマホをいじくり
食事の時もスマホをいじって会話をしないように防御しているかのようでした。
いや、完璧に防御していました。
12月から続く朝帰り
しかも最近では、朝帰りしない日の方が珍しくなっていました。
私は夫に対して怒りをぶつけていまいたが
夫は聞く耳持たず!
「誰が食わしてやっていると思っているんだ!」
「お前なんか何もできないくせに」
私を見下すことを次から次へ言うようになりました。
もう優しかった夫はどこにもいませんでした。
3月、4月とどんどん酷くなる夫
私が何か言うと「うるさい、もうお前とはやっていけない」と言われ
夫「今後、お前のことは子供の母親とは見るが、俺の妻としては見ない。
俺は自由にやる。黙っていろ!黙っていたらずっとこのままの生活ができるようにさせてやる」
と言われました。
要するに夫は、不倫は続けて家庭もこのままという状態にしたかったのです。
なんとも身勝手な望み。
私は夫が帰ってくるまで一睡もできずに、ネットサーフィンをしながら
朝夫が帰ってくるのを待っていました。
食べ物は喉を通らなくなり、体重も激減し、家事をやることもできずに
子供の食事はお惣菜やお弁当を買ってくることが多くなり
子供の前でも泣いてしまうことも。
どうすれば良いかわからず、いつものようにネットサーフィン・・・
ただネットサーフィンをしていると必ずといっていいほど見るのは
「不倫の証拠を撮りましょう。」という言葉でした。
夫の朝帰りが多くなり違和感を覚えたころまさか不倫?
と思いつつも否定することで自分を安心させようとしていました。
ネット検索をして必ずと言っていいほど
「不倫の証拠を撮りましょう」という言葉・・・
目には入っていたけど、自分には関係ないものと思うようにして
探偵までつけるようになったらお終いだ!
とずっと思っていました。
この時の私は
不倫の証拠を撮る=離婚への準備
と思っていました。
離婚したくないから証拠を撮るなんてできない!!
探偵をつけたことが夫に知られたら、もっと離婚へ突き進んでいきそう。
ただ夫に毎回「離婚だ!」と言われると
離婚するしか道はないのか?と思うようになっていったのです。
ここで振り返り
夫に頼りきっていた専業主婦だったため、離婚したら生活費を稼ぐ術もなく、
かといって40半ばの年齢で就職なんかできるのか?と不安な思いでいっぱいでした。
また、夫を愛しているからというより、夫への愛は家族愛に変わっていて
私にとって大切にしていた家族という形が壊れることも絶対に避けたかったのです。
夫は自分がいなければ私と子供が生活していけないことを一番わかっていたのです。
不倫している夫の頭の中
この時の夫の頭の中は
不倫をしたい!
思う存分不倫をしたい!
だったんですよね。
バリバリ仕事をして、常に難しいことを考えているように見えていた夫
私に対しても「離婚」するために
用意周到に動いているのでは・・・
夫をとても大きいものに見ていた私・・・
そんなことはなく
ただ不倫したい!
理性も道徳も無く
盛りのついた動物のように
頭の中は「不倫」「不倫」「不倫」!!!
そう、離婚したいというより不倫がしたい
不倫相手と恋愛がしたい!であって
不倫相手と結婚がしたい!では無いのです!
そんなこととは思わず
夫は私と離婚して不倫相手と結婚がしたいんだ・・・
悲しく惨めで、私という人間を全て否定されたように思っていました。
恋の始めってドキドキしますよね。
その人のことばかり考えて
これが不倫だと独身の時の恋愛の始めよりも
ドキドキ度が増すらしいです。
不倫だと妻以外の女性と恋愛するわけだから
隠さないといけないし、世間一般的に悪い事であって
特別な秘め事であり、スリルも付いてきます。
これが加わるから余計に燃えるみたいです。
この時の夫の頭の中は、まさにお花畑!
起きている間の99%は不倫相手のことを考えているのだから
それを邪魔するようなことを言う妻は敵!
『意地悪ばあさん』なのです。
だから私に朝帰りのことを言われると
思う存分に不倫ができない!と思い
一番私が恐れる言葉、「離婚」を言うようになったのです。
実際に夫から「離婚」と言われると
それをわかった夫は、「離婚」と言えば妻は黙る!
と学習し、何か私に言われたら「離婚」という言葉を繰り返えすようになっていきました。
夫に愛されたい「愛され妻」になると
この時に夫の考えが変わってくれるように
急に夫に優しく接したり、いつもより豪華な夕飯を用意して待っていたり
朝帰りする夫に「いつもお仕事お疲れ様」みたいな言葉をかけたりする
『愛され妻』をして
なんとか夫に見直してもらおう!という行為は絶対にしないほうが良いです。
この『愛され妻』をすると夫は付け上がります。
自分は不倫して妻に悪いことをしているのに
なぜか妻が優しくなる。
優しくなった妻に対して悪いな・・・
なんて思いません。
そんなこと思う夫だったら
そもそも不倫なんかしませんから。
ではどうすれば良いのか
まず、夫に「離婚」と言われても反論しないで
今は黙っているしかないです。
証拠が撮れるまでは黙るしかないです。
なぜ、証拠が必要なの?と思うかもしれませんが
証拠が必要な理由は改めて書きます。
夫に対して優しく接する必要もなく
妻として堂々していれば大丈夫です。
夫に対して怒ったりヒステリックに攻撃したりしないほうが良いです。
下手に攻撃したりすると
思う存分不倫ができない!と思い
家を出て行く可能性がでてきます。
夫の頭の中は
今は兎に角、思う存分不倫がしたい!のです。
これを邪魔するようなことは受け入れられない状態です。
今は不倫が生き甲斐であって
それができなくなることは考えられない状態です。
度々繰り返しますが、だからと言って
不倫している夫に優しく『愛され妻』はしてはいけません。
そしてこれはもしかして不倫かな?と疑った時に
夫にバレないように探った方が良いです。
夫が突然「離婚したい」と言ってきたり
帰宅が遅くなることが多くなる、朝帰りするようになる、スマホを肌身離さず持ち歩くようになる
等の違和感を感じたら、それはほぼほぼ不倫です。
夫の行動をチェックし
何曜日に帰宅が遅くなることが多いか
朝帰りは何曜日に多いか
等をよくチェックして下さい。
これは今後探偵をつけた時に余計な曜日に尾行して、無駄なお金を支払わない為にも必要です。
私の夫も朝帰りの曜日が偏っていました。
休日の朝に帰ってくることが多かったです。
休日の朝に帰ってきて、休日の日中は家族と過ごす。
このパターンでした。
不倫では?と少しでも疑うことすら怖いのですが
ここを避けたらもっと酷くなります。
私も精神状態は崩壊寸前でした。
生きていることが辛い状態でした。
でも自分と子供を守るために
現実から逃げてはいけません。